「概要」
- 機械式腕時計の魅力が詰まったからくり機構を搭載。シルバー925を使用した贅沢な文字盤。
- 高い技術力が必要となるベゼル無しのボックス型サファイアガラス風防。360°文字盤を堪能できる。
- 2023年の干支“卯”をモチーフした縁起を担いだオートマトン・自動巻き機械式時計。
歯車とてこが生命の奇跡を照らす。精密な部品を動かし、儚いはずの自然の情景を繰り返すことに成功したオートマトンウォッチが登場しました。
からくり機構で動く月・鯉・蝶の動きは思わず時を忘れて見入ってしまうほどです。まるで楽しい魔法のような文字盤の中の小さな世界を鑑賞できます。本モデルは長年にわたって開発したオートマタ機構を備えるムーブメントを搭載し、２０２３年の干支「卯」をモチーフにした腕時計です。
オートマトンとは
オートマトンとは、「自動機械」のことであり、12世紀から19世紀にかけてヨーロッパ等で作られた自動人形（からくり人形）のことであり、一連の指示に従って順番に動く機械です。限られた範囲の機能しか持たなかった初期のロボットと言われています。
オートマトンの発明後すぐに、時計職人は人間サイズのオートマトンを縮小して作品の中に組み込む方法を考案しました。オートマトンは、最初に時計に登場し、次に懐中時計、そして最後に腕時計に登場しました。これらのコンポーネントの小型化は非常に複雑で困難です。
電気、コンピューター、チップのない時代には、オートマトンは世界で最も素晴らしい魔法とは言われていました。時計は高級品であり、持つことができるのは貴族階級であったため当時の世界の王侯貴族からその豪華さも競われるという時代背景がありました。
オートマトン ウォッチの制作は非常に精密さが必要なため、現在の時計業界でも非常に稀です。古くからの伝統的な技術の保護と継承でもあり、ほんの一握りのブランドだけが製作でき、技術が発達した現代でも数百万～千万円の値段がつけられています。機械式時計のコレクションとして時計愛好家の憧れともいえる逸品です。
本モデルは類まれなオートマタ機構と芸術性を併せ持ちながらも、誰でも手に取って楽しめるように開発したオートマトン腕時計です。
2023年の干支である卯をデザインした縁起の良いデザインです。兎は跳びはねることから、飛躍の象徴になります。向上・豊穣・家内安全を願ったデザインとなっています。正面を向いた兎ををはじめ月、山、川、錦鯉、蝶、柿は３D彫刻されており、立体感ある自然の風景はまるで文字盤から飛び出しそうなほどです。
時の流れにより、月がゆっくりと昇り、蝶が草むらから飛び出し、鯉が遠くから悠々と泳いで来ます。彫刻と彩色が施された三つの生物の動きをオートマタで再現しました。機械仕掛けは1時間単位になっており、月も鯉も蝶も正時が来ると元の状態に戻り、次の正時が来るまで再度ゆっくりと動く仕組みとなっています。
オートマタはこの自然風景に命を吹き込みました。単に時刻を見るだけではなく、時計の中の自然の変化により時の流れを感じることができます。
通常のフラットサファイアガラスとは異なり、本モデルでは高い技術力とコストが必要な両面反射防止加工を施したボックス型サファイアガラスを採用します。
また、一般的な腕時計はベゼルがありますが、本モデルではできるだけ文字盤を鑑賞しやすいようベゼルを無くしています。
文字盤の兎と木はシルバー925となっています。シルバー925とは、一般的に「シルバー」と呼ばれるアクセサリーで使われている素材のことです。錆びにくく、輝きを長く楽しめるのが魅力です。赤い柿はコールドエナメルで仕上げられています。
また、ローズゴールドモデルはシルバー925の上に耐食性・耐摩耗性に優れるPVDコーティングが施されています。腕元により上品な輝きを添えます。
裏蓋はサファイアガラスがはめ込まれたシースルーバックとなっており、2匹のウサギが疾走している様子を眺めることができます。普段目の届きにくいところにも拘った妥協のない設計となっています。
本モデルが限定であることを示す「Limited Edition」のシリアルナンバーが刻印されています。
ムーブメント：AutomatonLH002
振動数：28800回/H
パワーリザーブ：約40H
精度：±15秒/日
駆動方式：自動巻き
文字盤：シルバー925+エナメル
（ローズゴールドはPVDコーティング）
ベゼル＆風防：ベゼルレス＆ボックス型サファイアガラス
裏蓋：高硬度サファイアガラス
ケースサイズ：43ｍｍ
ケース：SUS316Lステンレス
ケースカラー：シルバー/ローズゴールド
文字盤カラー：レッド/ブラック
防水性能：日常生活用防水（3気圧）
ベルトサイズ：165ｍｍ-185ｍｍ
ベルト：レザー+ラバーストラップ
バックル：ピンバックル
保証期間：2年
生産国：中国
